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鈴木啓太×安岡優(ゴスペラーズ)

愛車のなかで、あるいは風呂場で、ここ数年来ゴスペラーズを愛聴し、 ひとり歌い継いできたひとりのサッカー選手がいる。そして、 その一方、一サッカーファンとしてその男に、スタジアムから熱い視線を注ぎ続ける一人の歌手がいる。 鈴木啓太とゴスペラーズ・安岡優。お互いをリスペクトしつつ、また良き友人でもある、 注目のふたりが本ホームページのためだけにあいまみえた一夜。サッカー論から、歌手論から、啓太の作詞論(?)まで、 ふたりの会話は、はずみにはずむ。

司会進行・構成=若林恵(WK&CO)
撮影=梅沢勉 

啓太、ゴスペラーズを相手にマジになる

安岡優(以下Y):いや、それにしても今年は随分サッカー観たんですよ。 16試合、スタジアムで生で観て。そのうち8試合で啓太がプレーしてるの観てる。今年一番観た選手だね。
啓太(以下K):ありがとうございます。お世話になりまして(笑)。安岡さんはもともと浦和のファンなんですよね。
Y:地元が埼玉で、実家が浦和の練習所の近くなもんで、Jリーグ創設以来のレッズファン、というか、 その前の三菱時代から応援してるんですよ。
K:で、高校までサッカー部でしたよね。
Y:小学校から、高校卒業まで9年間。僕のやってたころは、武南高校の全盛期で、 うちなんか箸にも棒にもかからない弱小でしたけどね(笑)。 でも、今でもときどきフットサルやってて、それでたまに啓太にも助っ人で来てもらったりしてるんです。 最初の5分くらいは巧いよな? オレ(笑)
K:ええ(苦笑)。そうですね。
Y:な?
K:は、はい。
事務所の社長:なんかさ無理矢理言わせてない?(笑)
Y:いやでもね、啓太みたいな巧い人とやると、自分も巧くなったって錯覚するんだよ。こっちがどんなひどいパス出しても、 あたかもそこに狙ってパスを出したように、受けてくれるでしょ。反対にぴったりのところにパス出してくれるし。 こういう言い方するのも失礼なんだけど、本当に巧い。だけど本気なの。巧いんだからもっと手を抜けよって思ったりもするんだけどね(笑)
K:すいません。以後気をつけます(笑)
Y:一緒にサッカーやったことはあるけど、歌いに行ったことはないね。
K:え、カラオケとか行くんすか?
Y:最近はあんまり行ってない。周りが一緒に行きたがってるなあっていうのもわかるんですが、 自分から「行こう」とは言えないじゃない。さすがに(笑)。カラオケは行くの?
K:行きますよ。
Y:何歌うの?
K:そりゃあ、もちろん・・・って言いたいんですけど、難しいですよゴスペラーズは。 歌えない。でも車のなかとか、風呂場とか一人の時は歌ってますよ。僕最近、アレ好きなんですよ「侍ゴスペラーズ」とか。
Y:おっ! 目のつけどころがいいね。ああいうのがグループシンギングの醍醐味みたいなものだから。嬉しいな。
K:あとは、「東京スイート」とか「残照」とか。「フォーギブミー」も大好きで。
Y:バラードなんだけど、気持ちが入ってる、熱唱系バラードだね。啓太はプレイでも結構気持ち出していくタイプだもんな。 わかるような気もする。

(to be continued)

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