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啓太、作詞家になる?
Y:サッカーの選手としては、もともとどういう人が好きなの?
K:最初はですね、それこそマラドーナとかカズさんとか華麗な選手が好きでしたけど、
その後バッジォが好きになってきたあたりから、ドゥンガ選手とかが気になり始めて・・・
多分だんだん、フォワードの派手なプレイは自分は得意じゃないなってわかりはじめたんでしょうね。
気持ちで負けない、キャプテンシーのある選手が好きになっていったんです。
今で言うと、ダ−ウ゛ィッツとかガットゥーゾとか。
Y:僕、ボランチ大好きだっていうのもあるんだけど、トンマージとかガットゥーゾは僕も最高に好きでね、
その話をこの間、大久保嘉人(セレッソ大阪)にしたら、「そうなんですよ。啓太さんはまさにトンマージなんですよ。」
って言ってて・・・
K:あはあ
Y:あながち僕の見る目も間違ってないな!と(笑)。啓太の試合を観ていて思うのは、
どのプレイにも顔を出してるって感じがするでしょ? それがね、やっぱ面白いんだよね。
K:そうですか? ぼくとしてはもっともっと存在感出したいんですけどね。速攻をもっとやりたいんですよ。
それも、もう少しアタマ良く、気の利いたパスが出せるようなかたちで。
Y:そうやってどんどんレベルアップしていけば、向こう10年はレッズも安泰だね(笑)。
でも真面目な話、目指すべき上があるっていうのは嬉しくなるよね。
僕なんかも色んな先輩と一緒にやらせてもらって、続けていればここまで巧くなれるんだっていうのを教えられると、
まだまだ頑張れるって気になるし。その意味で言えば、啓太も福田さんに教わったことなんか多いんじゃない?
K:僕が実際に一緒にプレイしたのはオフトが監督になってからで、福田さん中盤やってたんですよ。
年齢的にもフォワードじゃ苦しくても、経験を活かして中盤をきっちりやってるの見て、
やっぱりすごいなあって。
慌てないんですよね。勝負どころがきっちりわかってるから、
周りを落ち着かせられるし、ひとつひとつの発言にも重みがあって、納得させられちゃうんです。
そういう部分でね、僕も大分見えてきたところもあるし、
それをチームメイトにきちんと言葉で伝えてわからせるみたいなことを課題にしていきたいって思ってますね。
ところで、言葉で伝える、ってので思い出したんですけど、僕作詞みたいなことやったことあるんですよ(笑)。
Y:えっ、そうなの。
K:いや、全然アレですよ、歌になったらこんな感じなんだろう、って感じで適当に(笑)。
人に見せるわけじゃなくて、まあ遊びとしてなんですけど。
Y:とか言って女の子にあげたりしてるんでしょ?
K:そんなことないっすよ(笑)。気持ち悪がられますよお。でも難しくて、書けないっすね。
なんか言いたいことはあるんだけど、言葉にするのってなんかこう、難しい。
Y:うん、そうだよね。ホントのことを言おうとすればするほど、それって場合によっては相手を
傷つけることになるしいい過ぎてしまうことでウソになっちゃうってこともあるしね。
ちょうどいい分量っていうのが本当に難しい。
K:なるほどなあ。
Y:だから最近では、相手がーー僕の場合は不特定多数ってことになってしまうのだけれどーー
聞きたいことだけを書くっていう風にしてるんです。それは、傷つけるようなことも含めて、
相手が聞きたがってるって時もあるから、そういう意味でなんだけれども。
K:やっぱ難しいっす(笑)。
Y:でも、サッカーの仕事以外に色々と興味があるってことだよね。僕なんか休みのときはまったく音楽には触れないから。
K:そうなんですか。
Y:うん、サッカーの試合ばっかり見ているという(笑)。
(to be continued)