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啓太、“プロの道”を語る
Y:啓太は休みのときはどうしてるの?
K:うーん、やっぱりサッカーは観ないですね。友だちに会ったり洋服買いにいったり。そうしているうちに、
サッカーやりたいなって気持ちになってくるんですけど。
Y:僕も音楽に触れていないときにこそ自分が本当に好きだった音楽を思い出したりすること多い。
この4、5月に一ヶ月休みをもらってたときも、自分が昔本当に好きだった曲をふいに思い出してね。
それがどうしても歌いたくなったから歌詞を覚えて、自腹でボーカルレッスンを受けに行ったりしたの。
自分の楽しみだけのために。
K:へえー。贅沢ですね。でも、そういうものかも知れませんよね。自分の生活の根本にあるものを再確認する
ために休むってことですものね。
Y:歌やってなかったら何も手に入れられないんだって、その有り難みを知るっていうかね。
K:それはわかるような気がします。僕なんかも結局はサッカーに戻っちゃうんですね。
今までの人生のなかで、それについて考えてきた時間が圧倒的に長いですから。
Y:もちろん、たまにはこんな商売してなければなと恨めしく思うこともあるけどね。ライブ前日はお酒飲めないとか(笑)。
K:そうですね。僕も原則として2日前からお酒は断ちますね。でも、それが苦になったことはないですよ。
プロとしては当たり前かな、なんて、真面目にそう思いますね。
Y:僕らも来年でデビュー10周年になるんですよ。だからライブでも、プロとしての一定のレベルは
完璧にこなすということが当たり前ってのが身についてるんだよね。
だから、調子悪いっていう日は原則としてないんだよね。っていうか、そういうことをもはや考えない。そこら辺どお?
K:うーん。やっぱり調子悪い日っていうのはあるんですよ。試合前のパス練習をしてて体が重いなとかキックがずれてるなとか。
逆にスゴイ調子のいいときもあって、あまりにイメージ通りに蹴れるから蹴ってる感じがしない、みたいな。
で、調子悪い日は無難にこなそうとするんですけど、周りから見てどっちの出来の方がいいかは、
やってる僕らには実際はわからないんですよね。
Y:調子悪いときの方が案外アタマを使ってるから丁寧に、それこそ100%の精度で歌えていたりするけど、
調子いいときはあんまり考えないから、120%歌えちゃってるところがあるかわりに全体としては荒かったりね。
K:記憶飛んじゃって、気付いたら退場してた、なんてことありますもん(笑)。
だから、あんまり気持ち入りすぎちゃうのもダメですね。まわり見えなくなるから。
気持ちも入ってるけどリラックスしてる、そういう状態がベストですね。客席にいる家族探したりする余裕があるくらいの。
Y:テレビ映りが気になったりとかね(笑)
K:そうそう。前は長髪だったから、ぴたっとキマらないと、気になってしょうがなかった(笑)。
Y:でも、テレビでアップになると必ずいい顔するよね。あれ狙ってるの?
K:もちろんですよ(笑)1カメが来てるな、とか(笑)
Y:やっぱり。イケメン顔できっちりやってるよ、この人、と思いながら見てますけどね(笑)。で、今年は忙しいんでしょ。
K:そうですね。色々あわせて、勝ち進んいったりするのも合計すると最大で44試合くらいですかね。
Y:それはかなり大変だね。僕らも春からツアーで、埼玉を皮切りに全国で59公演。埼玉のライブ、また来てよ。
K:いつですか?
Y:えっと、4月16日、18日かな。
K:よかったあ。1月〜3月まではオリンピック代表でずっと缶詰めなんですよ。4月なら行けると思います。
(2003年12月20日 青山「うさぎ」にて)