
プレッシャーとの戦い!
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勝負しないと意味がない!
S:僕の友達にこれを見せたんですけど(本を見ながら)、「日本人のなんだねー。洋書かと思った」みたいな感じで言ってましたね。
K:洋書は洋書なんですけど、僕自身、ヨーロッパの影響を凄い受けてて、妄想というかヨーロッパデザインを越すぞという気持ちが強いんです。だからやっぱり向こうでやりたいんですよね。今はアジアの景気がいいから、中国をはじめアジアに行きたがる日本人デザイナーもいるんですけど、僕は、チャレンジするんだったら自分が憧れてたヨーロッパで勝負しないと意味がないと思ってるんですよ。それ以外の場所でやるくらいなら、ヨーロッパで勝負して駄目だって言われたほうが絶対いい。
S:僕もそうなんですよ。とにかく海外に行って、駄目だったら自分の実力なんだからしょうがないなって。日本に居た方が収入も安定してるけど、人生ってそんなもんじゃないだろうし、とにかくチャレンジして自分の思った通りにやって、
失敗したら自分の責任なのですからね。
K:本当そう思いますよ。安定した生活が悪いとは言わないですけど、それしか出来ない人が大半で、実際チャレンジできる環境にいる人って本当はそんなにいない訳ですよ。それなのにそれをやらないってゆうのは、凄い後悔するだろうし、絶対やった方がいい。それで駄目だったとしても、カッコいいと思うんですよ、それは最高に。僕は、コンプレックスは全然無いんですね。絶対勝てると思うし。
S:向こうに行ったらやれるだろうという思いはありますね。誰がなんと言おうが。たとえコメンテーターが俺を駄目と言おうが。まあそれは、ちょっとは傷つきますけど、やるのは自分だし、自分が楽しめればまぁいいやという気持ちなんですよ。
K:自分が楽しめないと、人に伝わらないからね。
S:僕も楽しければお客さんも楽しいし、家族も楽しいし、その辺は結構自己中心的ですが。
K:でも、自分はさておいて、人を楽しませようって絶対無理ですよね。
K:僕はあまり同業者とはつるまないんですけど、たとえばファッション業界の人とか、音楽関係の人とかも皆同じ事を言うんですよ。
S:僕もそうなんですよ!僕もあまりサッカー選手とはつるまないですね。たまに一緒に飲みに行ったりはしますが。オフの時には、全然知らないところに行って、飲んだり踊ったり、その辺で酔っ払ったり。せっかくのオフなんだから、どうせ顔合わせるだろという人たちと過ごすよりも、発見もあるし、そうゆうのが本当に楽しいんですよね。
K:同業者で集まるとほとんど内輪話になっちゃうから、仲良くしてもらってる人とかは、全然ジャンルが違う人たちばっかりなんですけど、そっちのほうが新鮮だし、話をしてても刺激があって楽しい。で、結局、最終的な目標って一緒だよねみたいな話になるんです。たまたま音楽やってたり、たまたまアパレルやってたり、そんな人たちと皆で一緒に考えて、最終的にはコラボレーションという形で仕事がしたいですね。人生を楽しむって一番重要なことだと思うし、僕は、デザインが無くなったら凄く怖いから、デザインを失う訳にいかないって思って頑張るだけで、常に入り込めるんです。僕、子供が2人いるんですけど、子供っていいですよ。何か見てると何ともいえない喜びとかあるし、かといって守りに入りたくはないから、前より過激に働こうとか思ったり。何かいろんな楽しみがあるじゃないですか。長いですからね、人生は。あと、カッコよくいたいですよね。99%はカッコ悪いですけど、1%位はカッコいいところを持っていたいなーって。
S:そうゆう時の99%も、カッコ悪いけどカッコいいですよね。すんなり出ちゃうよりも絶対にカッコいいですよ!
K:まぁ天才じゃないからしょうがないかなって。でも羨ましいですよ。何か1%が出るのって。
S:いや飛びぬけてますよ。今も。他の人とは明らかに違うポジションを築いたってことじゃないですか。
K:僕はさっきの話じゃないけど、業界にこだわりがないから、インテリアデザイン業界の本とかには、ほとんど載らないんですよ。業界の人たちは、こっちから言わなくっても見てくれる。だったら、それ以外の人たちに僕の仕事を見てもらいたい。その辺歩いている人が、片山だって知っててくれたほうが、自分的には凄い幸せじゃないですか。なにも知らない人にも「このイス変わったイスだなー。面白いイスだなっー。」って映らなければ、デザインなんて何の意味も無いってゆうか、ここ見てくださいよって言わなきゃ伝わらないようじゃ、わかんないじゃないですか?だから見た瞬間にオーラがあるものを作りたいなって必然的に思うようになったんです。
S:こだわりは重要だけど、見た目も重要ですよね。いかにカッコいいかですよね?見た目が。ちょっと脆くても自分でボンドでくっつけたりしてみたいな。
K:例えばそうすることで自分にプレッシャーをかけて、頑張ったりとかするじゃないですか。この職種は、まだまだ歴史も浅く確立されていないから、認知度を高めるためにも頑張らないととか思いますよ。インテリアデザイナーって立派なんだーって思われるように。
S:立派ですよ。十分!
K:そういう風に頑張っていかないと、新しい才能が流れてこないし、才能が流れてこないと、このジャンルも良くなっていかないじゃないですか?サッカーとか野球とかも、才能がどっちに流れるかって言ったら、輝いてる方に流れていくし、別に後輩の事を考えてる訳じゃないですけど、そうしないとデザイナーの立場とかも、上がっていかないと思うんです。何か夢がないじゃないですか?だから夢を創らなきゃいけないと思っていて。まぁそれが僕の役割かどうかは分からないけど、勝手に役割だと思ってるんで、あーやりたいなって思うことを、続けていこうと思ってます。